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- 2020.09.11 Friday
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リクエスト⇒ラジオ体操第一
と書かれた発注書がFAXで届きました。
これは葬儀で演奏する曲のリクエストです。
葬儀演奏でリクエストをいただく曲はときどき「なぜこの曲なんだろう?」と思うことがあります。
ですが、故人の生い立ちを伺うと、そのような曲は故人を象徴するものでもあり、音楽によって故人を心に強く刻める式になります。
発注書に書いてある「ラジオ体操第一」そしてその横に小さく「第二も可」
すぐさま葬儀担当者に連絡をとり、故人の話を伺いました。
なんと故人はラジオ体操の先生でした。
参列する多くの方が故人の生徒さん。
これほど故人を物語る曲は他にはありません。
案の定、たくさんの方から「先生らしい葬儀で素敵な式だった」とお言葉をいただきました。
ラジオ体操の曲はピアノの曲。そのまま弾いても雰囲気は壊れません。
「あ、これラジオ体操の曲だったんだ?!気づかなかった!」とおっしゃる方もいました。
故人らしい葬儀。音楽一つで作り上げることができるんです。
JUGEMテーマ:音楽
ミュージックオフィス アズは今年で18年。
その中で経験した葬儀演奏のエピソードをご紹介していきます。
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ある葬儀でご遺族から「はと」というリクエストをいただきました。
ぽっぽっぽ〜♪はとぽっぽ〜♪の「はと」です。
曲自体は簡単ですが、告別式で弾くにはどのようにアレンジしようか…意外と難しい。
そもそもなぜこの曲をリクエストしたのだろう…そう考えながら式場に向かいました。
遺族に話を伺うと、故人であるおばあちゃんが好きな曲で、
家族が見守る中、「はと」を歌いながら息を引き取った、とのことでした。
大好きなおばあちゃんが歌ってた曲を最期のお別れに聴きたいという思いでリクエストをくださったのです。
司会者より故人の生い立ちとともに曲紹介をしていただき「はと」を演奏しました。
ゆっくりと穏やかなアレンジにしました。
弾き終わって式場を見渡すと、遺族も参列者も号泣しています。
「はと」は陽気でかわいい曲。葬儀に合わないんじゃない?と思うかもしれません。
ですが、おばあちゃんとの思い出の曲として「はと」が多くの人の心を動かす音楽となりました。
おばあちゃんを想う遺族の気持ち、おばあちゃんの生い立ちや歌にまつわるエピソードを紹介してくださった司会者、そして演奏。
たくさんの思いが一つになった告別式になりました。
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自粛ムード全開で先のことが全く見通せません。
演奏という人前に出る仕事をしている者にとって
「感染しないように気を付ける」
ことと
「仕事をする」
ことを両立させるのはとても難しいです。
大相撲や競馬などのように、無観客開催はありません。
演奏の聴いていただくために人を集めるか、人が集まっているところで演奏する。
某歌番組が無観客でいつものホールから生放送されているのを見ました。
こういうのはわかります。
でも我々は、そこにいる誰かのためにとやってきたので、
無観客はCDのためにホールを借り切って録音をした時だけでした。
報酬があってもなくても演奏は出来るけれど、
誰もいない場所で演奏など考えたこともありません。
おそらく、これから先もずっと、無観客演奏はありません。
恐ろしいウイルスが蔓延しませんように。
早く終息しますように。
そう願うばかりで具体的には感染予防くらいしかできず、
演奏に免疫力向上の効果でもあって、
これを聴いてウイルスをやっつけよう!
なんてことにでもなれば、闘志が燃えるのですけどね。
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昨年、セミナーや演奏会でお世話になった団体から、
ツアーで茨城に行くので、宿泊先で演奏会をしてほしいとの依頼をいただき、
ピアノとヴァイオリンの演奏に行って参りました。
事務所から車で170キロ。海の見える観光ホテル。
ツアー参加者は茨城県各地を観光し、このホテルに到着します。
当初は演奏会の予定だけでしたが、旅を特別なものにするためにとご提案したのが、
迎賓演奏です。
我々は参加者より先に現地で準備を整えておき、
到着した皆様を生演奏でお迎えします。
そのまま入室前にホールへとお集まりいただき、演奏会となります。
いまはここまでしかお話しできませんが、
団体側の会報などで詳細が公表されたらまた詳しく。
ちなみに、ご近所の足利市の団体からのご依頼です。
足利から出発したツアーを佐野から追いかけて先回りし、
生演奏でお出迎えです。
地元で演奏会をした時にお会いした方からお声掛けいただいたり、
共通の知人がいたり、社長の実家をご存じの方がいらしたりと、
地元ネタトークでも大いに盛り上がりました。
現地では皆様からたくさんお褒めの言葉を掛けいただき、
ツアーの思い出の1ページ、くらいにはなったかなと思います。
落ち着いたら、主催者側の感想を聞きに行ってみます。
近いうちに、写真入りで詳細報告を。
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不定期発表すみません。
10月リクエストランキングです。
葬儀生演奏、施設慰問、歌声教室など、昭和の名曲が中心のお仕事なので
上位曲はあまり動きがありませんが・・・
第1位
「川の流れのように」
美空ひばり
歌うのも、聴くのも、BGM演奏も、定番中の定番です。
1曲だけという時は票が割れるのですが、
複数のリクエストがあると、その中にこの曲が含まれていることが多いです。
第2位
「千の風になって」
秋川雅史
これは実は賛否両論なのです。
仏式のお葬儀でこの曲がリクエストされているときは
お寺に確認ですね。
そこに私はいませんと言われたら、お墓って何だという・・・
第3位
「愛燦燦」
美空ひばり
「いい日旅立ち」
山口百恵
「さくら」
森山直太朗
「見上げてごらん夜の星を」
坂本九
全部、ザ・定番。
どうして10月なのに「さくら」?と思った方は、
歌詞を調べてみてください。
第7位
「涙そうそう」
夏川りみ
「秋桜」
山口百恵
「さざんかの宿」
大川栄策
何の意外性もなく、まあ、そうなるよねというランキング。
この下も、演歌、昭和歌謡の名曲が勢揃いです。
タイトルだけ見れば新鮮味はないのですが、
演奏はその場の雰囲気や式の流れに合わせていつも違うんです。
歌うためにはテンポやメロディーをわかりやすく
ナレーションのバックにはシンプルな伴奏で少し控えめに
出棺などでは豪華に、厳かに、など。
楽譜通りに弾くだけではないところが、
プレーヤーの難しさであり、醍醐味でもあるわけです。
こういう曲を聴きたい人
こういう曲を演奏したい人
こういう曲で仕事したい人
ミュージックオフィスアズにお任せくださいませ。
弾きたい人、大募集中です♪
弊社のお仕事は主に昭和の人がお相手ですので
演奏はほとんど「昭和歌謡」です。
奏者はみんな弾けますし、
レパートリーは膨大です。
5月のリクエストを集計したので
リクエストランキングTOP10を発表したいと思います。
第1位
『川の流れのように』
美空ひばり
これまでに最も演奏された曲が5月の1位です。
この曲が2位以下になるのは、
テレビの主題曲が大ヒットしたり、
歌番組で特集された曲が大きな話題になったときだけで、
話題が静まると、また上がってきます。
第2位
『孫』
大泉逸郎
これも不滅の人気曲。
全くない月もありますが、毎年、何度か上位に入ってきます。
第3位
同数で9曲が並びました。
『北国の春』
『星影のワルツ』
千昌夫
『兄弟船』
鳥羽一郎
『北の旅人』
石原裕次郎
『愛燦燦』
美空ひばり
『時の流れに身をまかせ』
テレサテン
『いい日旅立ち』
山口百恵
『糸』
中島みゆき
『ハナミズキ』
一青窈
他にもも幅広くリクエストがあって、
50曲ほどのリクエストに対応しましたが、
多い月はもっと多く、ランキングは毎月入れ替わります。
ちなみに介護保険施設の慰問や歌声イベントではリクエストがなくても
昭和歌謡なので、幼稚園や小中学校の演奏会や結婚式の仕事が多い月でない限り、
TOP10は上のような歌謡曲が独占します。
こういう曲を聴きたい人
こういう曲を演奏したい人
こういう曲で仕事したい人
ミュージックオフィスアズにお任せくださいませ。
さて、最近驚いたのが、
音大卒、コンクール受賞者でも、
30代は千昌夫を弾けない
弾けないばかりか、知らない・・・
もちろん、人物も演奏もちゃんと教えてから現場に出しますが、
時の流れを実感しました。